今回は「徹底的にゴロゴロして過ごした結果」についてお話ししていくよ。
布団から出られない。出たくない。ずっと布団に包まれていたい…!
そう思ったことがある人も多いでしょう。
のんびり過ごすのは心地がいいけど、徹底的にゴロゴロし続けた結果は一体どうなるんだろう?

自分はとにかく運動が苦手で、布団でゴロゴロするのが大好きだったんだ。だから徹底的にゴロゴロしてみたよ。

ふむふむ、どうなったのか気になる〜!
この記事を書いているのは
- HSP(繊細さん)歴30年以上のベテランだよ
- 過去の自分の悩みをたくさん改善してきたよ
この記事での「ゴロゴロ」の定義
なるべく動かない
シンプルだけどこれ。
動くのすら億劫だった時期。
だけど生活するためには動かないとできないことがある。
当時の自分が思っていた「必要最低限の動き」の範囲を思い出しながら話ていくね。
トイレ
一日数回、行きたいときに行く。
最低でも、朝、午前、午後、寝る前の四回はトイレに行っていたと思う。
トイレに行くことすら億劫だと思っていて、最低限の回数しか行ってなかったと思う。
飲食
食事は一日三食。三食食べないと落ち着かないから、(食事の質と量はともかく)しっかり一日三食食べていた日が大半だと思う。
水分補給は、トイレに行くついでやご飯のついでにすることが多かった。
間食は、食べたいときに、家にある物を好きなように食べていた。(こちらも質も量も考えずに食べていた)
一日一回の皿洗い
家事が本当に苦手だったから、お皿洗いは何度もやりたくなくて、溜めて一度に済ませていた。
週数回の洗濯
これも同じ理由で、家事が苦手だったから、洗濯物が溜まったな(思いっきり主観)と思ったら洗濯していた。
ゲームや趣味をしている時は座りっぱなし
ゲームや漫画が好きで、集中すると何時間も同じ姿勢で座りっぱなしだった。
好きなだけゴロゴロしてたらどうなった?

体の変化
筋力が落ちた
寝てゴロゴロしてるだけだと筋肉をほとんど使わないから、自然と体の筋肉は衰えていく。
太った
筋肉が減ると代謝が落ちるから当然太った。
「筋肉が足りない」と気づいたのは、太ってからしばらく経ってからだったから恐ろしいね。
あまり大きい声で言いたくないくらい太った。
体重計を家に置いてないからだいたいの数字だけど、多分10キロくらいは余裕で太ったよ。
体が冷える
筋肉が減って代謝が落ちると体が冷える。
おまけに動かないもんだから、さらに血液の巡りも悪くて余計に冷える。
特に足先の冷えを感じたよ。
肩こりがひどくなった
巡りが悪いと体が冷えて、肩こりの症状としても現れたよ。
肩周りは普段の生活ではあまり動かさない部分だからね。
ゴロゴロ生活だったらそりゃ余計に肩動かさないからね。肩凝るよね。
肩こりすぎて頭痛がひどい時もあったよ。
夜寝られない
昼間は特に動きもせずにゴロゴロしてるから、適度な疲れも無く、夜寝ようと思っても寝づらくなったよ。
朝起きられない
夜寝にくいから睡眠の質が下がって、寝起きが悪くなったよ。
夜何度も起きるのに、朝起きたい時間には起きられない…。
なんとなく全体的に体調が悪くなった
こうやってまとめてみると、「運動して早く寝ろ」と思うけど、当時は何が何だか分からずにただ、「なんとなく体調が悪いのかもな」としか思えなかったんだ。
心の変化
最初は「落ち着く」と思っていた
最初の1ヶ月くらいは「落ち着く」と思っていたよ。
元々運動もコミュニケーションも苦手だから、布団でじっとしていることを特に苦痛に感じなかったと思う。
起き上がるハードルが高くなっていく
基本の体勢が「布団で寝てる」だと、起き上がるハードルがものすごく上がると感じたよ。
水を飲むだけでも、トイレに行くだけでも、まず「起き上がる」ということをしないといけなくて、当時はそれがとても大変なことに感じた。
だんだんやりたい事とやれる事が減ってくる
そうするとだんだん、「〇〇をしたい」より「でも起き上がるのか…」という気持ちの方が大きくなっていく。
おのずと、やりたい事とやれる事が減っていった。
無気力になった
体の影響がだんだん心にまで響いてくるようになってきたよ。
動くのは億劫だから動きたくないし、太ったからメイクもオシャレも楽しくなくなるし…
無気力スパイラル!(こんな言葉は多分存在しない)
ネガティブになった
動くのは億劫だから動きたくない→「こんな自分が嫌」
太ったからメイクもオシャレも楽しくなくなる→「自分は何をしても意味がないんじゃないか」
という極端なネガティブ思考になっていったよ。
ネガティブスパイラル!(こんな言葉は多分…)
このままじゃまずい…!
散歩
さすがにこのままじゃメンタルに悪いと思って、行動を起こそうと決意…!
通っていた鍼灸院の先生に相談すると「散歩」をおすすめしてもらったよ。
内心「散歩なんかで変わるのか?」と若干疑いつつも(ごめんなさい…)、メンタルは回復させたいから藁にもすがる思いでアドバイス通り散歩を始めてみることにしたよ。
詳しい話は長くなるから割愛するけど、どんどん調子が良くなってきて、「散歩を勧めてくれてありがとう」ととても感動したよ。
数年経った今は、ほぼ毎日散歩をするくらい好きになったよ。
ゴロゴロするメリット
さて、自分は度を越したゴロゴロ生活を送っていたから体調を崩した訳だけれども、適度なゴロゴロはもちろん体に良い影響を与えるよ。
リラックス、ストレス解消
体の力を抜いてリラックスしストレス解消に。
HSPは人前で常に全力を出して頑張っているから、リラックスする時間は必要だよね。
一人の時間を作って自由に過ごす事で、ストレス解消の効果もあるよ。
休息、睡眠
ゆっくりとした休息時間は必要不可欠。
一日に必要な睡眠時間は人それぞれだけど、HSPは比較的ロングスリーパーが多いと言われているよ。
何事もバランスが大事
バランスは人それぞれ
「バランスが大事」当たり前だけど、コレに尽きる。
コレが結構重要なことなのにバランスには個人差がかなりあるから難しいことでもある。
内向型の人は一人でリラックスする時間を少し多めに、外向型に人は刺激のある楽しい経験を少し多めに、と意識するとバランスがとりやすいかもしれないね。
色々試してみて、自分に合ったバランスを見つけよう。
結論、まとめ
徹底的にゴロゴロして過ごした結果についてお話ししたよ。
今回の記事を簡単にまとめると、
- ゴロゴロしすぎると体が変化する
- ゴロゴロしすぎると心が変化する
- 何事もバランスが大事
よかったら参考材料のひとつにしてみてね。
ここまで読んでくれてありがとう。またね〜。